間に合ってよかった。

あー、最高なバンドに出会ってしまった。

 

先日の朝霧JAMで見て以来、東京に帰ってすぐにタワレコに行ってしまったよ。


CD買ってからからずーっと聞いてる。
頭の中でもずーっと鳴ってる。

 

別に僕が語らなくても、曲で言いたいこと言っているので、特に何も言わないです。

 

あえていうなら、月並みになってしまうので言いたくないけど、でも言いたいので言いますけど、最高です。


そんな感じです。

 

言語センスがたまらなく好きだし、なによりイントロのキラキラ感でうれしくなっちゃうし、声もよいし、くせになります。

 

とりあえず、2017年に生きているみなさんは、なにも言わずに聞きましょう。

 

前情報なしにライブ見てこんなにハマる感覚は久しぶりでした。

 

喧嘩上等。

ここ最近、MOROHAが好きだ。

2016年は8回も彼らのライブを見た。

今年もすでに1回見ている。

 

出会いはATATAとの対バン。

そこでもう虜になって、小さいライブハウス、タワレコのインストア、フェス、様々な場所で見た。

近年まれにみるハマり具合。

 

MOROHAはいつだって闘っている。

もっと上へ、もっと上へと行こうと。

 

彼らの戦場は音楽シーン。

小さいライブハウスから大きいライブハウスへ。

CDショップの片隅からお茶の間へまで届けようとしている。

ものすごい上昇志向。

 

私の戦場といえば、普通のしがない会社員であるので、生活の大半を占めている仕事場が戦場といえる。

しかし、私は別に大きい仕事をしてみたいとか、昇進していって社長になろうとか、起業してやろうとか、そういった大きな野望は正直なところ持ち合わせていない。

日々愚痴をこぼしながらも仕事をこなし、滞りなく大好きなライブやフェスに行って、友人たちと酒を飲む日々があればいい、それだけでいい。

それ以上は望まない。

 

じゃあなぜ、常に闘っているそんな彼らに私が共感することができ、こんなにハマっているのだろうか。

少し考えてみた。

 

きっと、共感はしていないと思う。

MOROHAは私と喧嘩をしてくれるのだ。

これが私の語彙の中でしっくりくる言い方かな。

 

上昇志向はなくったって、落ち込むときやどうしようもなく自分はダメな人間だと思うことはある。

そんな時、MOROHAは私の中の弱い自分をにぶん殴ってくれる。

大言壮語にも見えるようなラップとギターで以って。

 

それがいい、それでいい。

 

だって、"偉そうなことばっか言いやがって、畜生ふざけんな。見てろよ。"って思えるくらいのほうが喧嘩のし甲斐があるってもんだ。

 

2016年、フジロック出演が決まった時、職場でtwitterを見て、もちろん共感する人などいもしないので、一人心の中で震えた。

やっぱり喧嘩相手は強ければ強いほうが挑み甲斐があるからね。

 

まだまだMOROHAと喧嘩したい。

MOROHAが喧嘩を売ってくる限り、私はその喧嘩を買い続けようと思う。

だから私はこれからもMOROHAを聞く。

もっと大勢の人がMOROHAと 喧嘩できるようになったらいいなってことも思いながら。

 

MOROHAで一番好きな曲

MOROHA「上京タワー」MV

 

私を構成する9枚。

巷で流行っている感じの #私を構成する9枚 というのがおもしろそうなのでやってみました。

 
結果はこちら。
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せっかくなんで、ここで左上から右下の順に私の思い出と共に書いていこうと思います。紹介と言っても、ベタなものなんで今更なんですけど。
 

1枚目。

SUPER BEST/THE BLUE HEARTS

以前にも書いたんですけど、あれは中学1年の時、友達の家に行って聞いた"終わらない歌"を聞いたのが最初で、今までJ-POPしか知らなかった私の価値観を全部ぶっ壊してくれました。

「何だこの歌詞は!」、「これは俺のことを歌ってるんでは!」といって衝撃を受けてその友達の家に行った次の日には、お小遣いを握りしめ、近所のCDショップへと走り出したのでした。

そっからはもう毎日聞いていたので、これが僕の音楽だいすき人生が始まった瞬間といっても過言はないのかなって思っています。

 

2枚目。

Viva la revolution/Dragon Ash

これは関しても以前に詳しく書きましたので割愛します。

詳細はこちらで。

kow-1.hatenablog.com

 

3枚目。

さんピンCamp/V.A

これも前に書いてますが、さわり程度なのだったのでもうちょっと詳しく。

前述のDragon Ash日本語ラップのかっこよさを知って、中学校のサッカー部ではやってたので買ってみました。そしたら大ハマり。

言わずもがななんですけど、ECD、四街道ネイチャー、ブッダブランド、シャカゾンビ、YOU THE ROCK、とかもうこれ1枚で大怪我!でした。

ほんと擦り切れるほど聞いて"人間発電所"と"大怪我"は今でもリリックそらで歌えるもんな。ほんとに私を構成している1枚だと思っています。

 

4枚目。

FREEDOM/B-DASH

中学校3年生になりました。実家の部屋にテレビを置けるようになりました。

受験勉強に伴って、深夜まで勉強しながら息抜きに深夜番組を見るようになりました。

そこで"HANG-OUT"という番組に出会ってしまいました。

これが今にも続く僕の音楽性を決めたのかなと思っています。

何気なくテレビを見ていたら、速くてノリのいいかっこいい音楽が流れてきて、

「おっ、英語の曲か」

と思って聞いていたらテロップ見てまんまと騙されて、適当めちゃくちゃアドリブ語でした。でも、言葉の響きがメロディとよく合っていてすぐにはまりました。

翌日、私はお小遣いを握りしめ、近所のTSUTAYAへ・・・。

当時はカラオケも覚え始め、行ったら大体"炎"とか"Race Problem"歌ってました。選ばれてないけど、SNAIL RAMPの"MIND YOUR STEP!"も大体歌ってました。今でも歌っちゃう。

ブルーハーツでパンクロックへの経口は開いていたので、そこからはもうあれよあれよと当時のインディーズのパンクロックの虜になってゆくのでした。当時はスケボーもやっていたので、速い曲が好きだったってのもあるのかな。

 

5枚目。

THE LIVING DEAD/BUMP OF CHICKEN

これも中学校3年生の時かな。部活も引退し、受験のために早く家に帰って地元のローカルテレビ局の音楽番組(mutoma JAPAN)を見ていたら、白バックにけだるそうだけど確かに響く声で歌うバンドのPVが流れていて。

その時はちょうどその曲が発売したばかりだから毎日その番組で流れていて、すぐ覚えました。

でも近所のCDショップにはそのバンドのCDがなかったから、当時のダイヤル回線のインターネットでバンドとその曲を調べて、ハイラインレコーズからわざわざ通販してまで買ったなっていう思い出があります。結局、街中のタワレコに置いてあったのでわざわざ通販する必要なかったんですけどね。

その曲は"ランプ"。これは今でも大好きだし、やっぱりこれもそらで歌えるし。

そういうこともあったから、地元で知っているのは俺だけだと思ってて、みんなこんなすごいバンド知らないなんて損だよ、と思って友達に進めたり、学校の給食の校内放送で流してもらったりしてましたそういや。
 
アルバム自体は中3の受験が終わった頃に出て、そのタワレコに買いに行きました。
もうこのアルバムはみんな知っていると思うのであれですけど、これはほんとすごいもん見つけたな、と思いました。
曲ごとに物語になっていて、それを伝える曲たちも全然負けていなくて、何度も何度も聞きました。
"グングニル"は思春期のもやもやしてる時にはうってつけの曲だから、ほんと助けられたし、"K"なんかはほんとの意味を知ったときは鳥肌立ったし、今でも言葉一つの言い回しで変な深読みとか、いろいろ想像を膨らませてしまうのはちゃうのは、きっとこのバンドのせいです。ありがとうございます。
 
6枚目。
SCAtegory/SCAFULL KING
そんなこんなで高校生になりました。
新生活にも慣れ、なれなれしく踏み込む大人にも慣れ、深夜番組も見るようになり、タワレコにも学校帰りにほぼ毎日行くようになり、インディーズコーナーをあさったり、雑誌を読むようになったりすると、いろんな情報が手に入るようになりました。
スケボーも引き続きやっていて、"Ollie"って雑誌を読んでいたらこのバンドが紹介されていて、興味を持って試聴してみたらもう最高すぎて、今では日本で一番大好きです、このバンド。ちょっと調べたら私と同郷ということもあり、かなりの親近感。
スカはもともと好きで、でもこのバンド、スカ!って感じではなくてスカ+αな感じがとても好きです。それこそパンクの性急さだったり、ファンキーだったり、時には横ノリだったり、何度聞いても不思議なことに飽きないんです。
あとは曲が流れるだけで体が動き出すんですよね。このことは僕の中の判断基準で大事なことで、これをさせるバンドは最高なんです。
 
ライブ見たいなーと本気で思っていたけど、当時はライブのチケットの取り方や開催情報もそんなに早く知るすべも知らなかったので、上京したら絶対見るぞ!って思っていた矢先に活動休止ということで、僕はかなり打ちひしがれました。
しかし、最近はコンスタントにほぼ毎年ライブやってくれて、2011年についに見れました。それ以降は、やる時は必ず参加しています。もう見たくないって思うまで見てやるつもりです。後悔はしたくないんです。
 
7枚目。
SHORT MUSIC FOR SHORT MUSIC/V.A
日本のバンドじゃ飽き足らず、海外にも手を出し始めました。私はAIR JAM世代ということもあり、Hi-STANDARDBRAHMANBACK DROP BOMBHUSKING BEEとかを聞いてたので英語に抵抗はなく、かつ各バンドのCDのSPECIAL THANKS欄を見ているとやはり行き着くのがかの有名なFAT WRECK CHORDSへと至るわけです。
そしてこのCDの存在を知ることになります。
101バンド収録で全部30秒以内、しかもそんなに入ってるのに値段は高校生にも優しい2000円そこら。
これは買うしかないなと。
もうこれもほんと擦り切れるまで聞いて、前の曲が終わる頃には次の曲の頭も覚えてたし、アルバムとしてほんと好きです。
いっぱいバンド入ってるから、いいと思ったバンドを友達と手分けして単独音源買ったりして、学校以外の教科書だったなと思っています。
またPart.2とか出して欲しいなって思ったり。
この前のFATWRECKED FOR 25YEARSにも行きましたが、Hi-STANDARDがこの中に入ってる"Asian Pride"をやってくれたのは生で聞けることないと思ってましたので、ほんと夢でも見てたんじゃないかって今でも思ってます。でも、僕は確かにこの目で見ました。
 
8枚目。
ここに来て急に毛色が変わります。
2001年だっけかな?テレ朝で深夜にサマソニの模様が放送されてて、それを見たときにめちゃめちゃかっけぇってなったのがきっかけ。
ジャンルとしてはヘヴィロックで、今までの流れで好き好んでたパンクロックとは異なるのですが、すごく聴きやすいんですよね、彼ら。
いかついマスクして音も確かに重いんだけど、ちゃんとメロディーが立ってるから、それまでの僕の中のヘヴィロックのイメージが変わったのを覚えています。なんか重くてけだるい感じかなーと思ってたけど、疾走感があって、イメージと違うなーって。
そこからはもういわゆるニューメタルと言われるバンド(limp bizkitとか、KORNとか)漁ったりして、これも価値観を変えたって意味で僕を構成する1枚ですね。

9枚目。
ようやく最後になります。
年代的にはもっと前になるかと思いますが、僕の人生で出会ってしまった順としてはここの位置になります。
大学生になり、2003年のサマソニでフェスも覚えました。
その流れで2005年のサマソニで見たときに、マリンスタジアムでの彼らを見てほんと虜になってしまいました。
当時はoasisがヘッドライナーでそれ目当てで、weezerの曲はgreen albumくらいしか聞いたことないからその中の曲やればいいかなーって思ってたけど、振り返るとベストのようなセットリストで、結果後追いでしたけど、そこからどっぷりハマってシングルも集め出して、今では一番好きな曲は"El scorcho"のシングルB面曲の"You gave your love me softly"って言えるくらいweezer狂です。
"どうか君よ泣かないで"って歌ってるのに歌ってるやつが泣きそうな声で歌ってるとか、その弱さが好きだし、何と言ってもメロディーが素晴らしいですよね。

SCAFULL KINGが日本で一番好きなバンドならばweezerは世界で一番大好きなバンドです。

と、9枚を振り返るとだいたい僕の半生になってしまいました。
長々と失礼いたしましたが、書いてて楽しかったし、選んでる時も思い出を思い出しながら選んでて、これはいいなって思いました。
みなさんもやってみるといいよ。

今まで書いた通り、この9枚は僕を構成してるなって改めて思いました。
ほんとは9枚以上あると思うけど、9枚でこの濃さだからこれ以上は書ききれないとは思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。


ノスタルジーと呼ぶにはまだ早い。

ここ2.3年。

僕が中高生の頃に好きだったバンドの活動が活発で。

語弊を生む形ではありますがあえて言います。

あの震災がきっかけで活発になってきているのは事実で、それに関してはどうしようもない事実なんで、気分を悪くされる方がいたらほんとうに申し訳ないんですが、そんな中で活動を追えることができている環境に自分がいることに関しては感謝、生きていることができてよかった、という、なんとも言い難いものを感じております。

代表的なものとしては、SCAFULL KING(僕が日本で一番大好きなバンド)、Hi-STANDARDとかなのかな。

彼らの当時の活動が活発だった1999年〜2000年前半くらいの頃、僕はクソ田舎の中高生で、音源はすげー聞いてたけどライブのチケットをとることに関しては全くの無知で、ネットもなくて今よりも全然ライブのチケットを取ることが困難だったあの頃、AIR JAM2000のVHS(‼︎)を大げさではなくてほんと擦り切れるまで見てたあの頃…。

クソ田舎から上京したらライブすげー行ってやるんだって思ってたのに、上京したらしたで見たいバンドが矢継ぎ早に活動休止して、とても悔しい気持ちで本当にやりきれなかったからちょっと違うジャンル聞いてたりしてフェスとか行って自分の見聞を広めてました。

それに比べたら今はiPhone片手でチケットを簡単に取れる現在は、あの頃を思い出すように彼らがライブをやるとなればすべての情報総動員でチケットを取り、幸運ながらライブを見れています。

そんな中、その状況を弊社の後輩に話したら、

「あー、そのバンド、昔よく聞いてましたよ!懐かしいっすね〜。」って言われることが多々あります。

それに対して思うことは、

「違うんだよ!全然まだまだノスタルジーなんかじゃないんだよ!現役なんだよ!まだまだ終わってねぇよ!」

って心の中で思っている毎日です。(これ言っても伝わらないから胸の内に秘めています。)

これいうとなんだか上の話と矛盾しているのですが、2015年現在、僕はあの頃のどうしようもできなかった、どうしようもしなかった青春を取り戻している感覚です。

だから、今、すげー楽しい。
ノスタルジーと思われようが、好きなもんは好きなんだから誰に何と言われようと僕はずっと追い続けてこの状況を楽しんでやろうと思っています。

すごくオナニー的な文章ですが、ブログってそんなもんですよね。
これ、ほんとすげー言いたくて、ただそれだけです。

俺、ほんと今すげー楽しくて。
まとまってないですが、この気持ちを文章に残したくて書きました。

以上です。




拝啓 降谷建志様

思い返せば、私があなたを初めて認識したのは、私が中学校2年生の時でした。

当時は、中1の時に友達の家に行った際、友達の兄ちゃんが持っていたというブルーハーツを聞き、あまりの感動で聞いたその次の日にベストを買いに行くくらい衝撃を受けて、ブルーハーツを知りました。

また、サッカー部の悪そうな友達がブッダブランドってのがかっこいいぞっていう話をしていたのでその話を盗み聞きして部活のない日にこっそりブッダブランドのCDを買ってみてこりゃいいぞとなってさんぴんCAMPのCDも買っていました。


そんなこんなで、パンクロックとヒップホップに関しては耳が肥えていたんでしょう。


ふと見たテレビの中なら、ラップが聞こえてきました。
ブッダブランド?じゃなくて、なんか優しい声で歌っている。
気持ちいいぞ、これは、と思い気になったのですが画面を見たらもうすでに曲は終わっていました。
当時(1999年)はshazamなんかもちろんなくて、インターネットもまだ未開の地でしたので、情報収集に苦労しました。

そうしてしばらく日々を過ごしていました。

私の中学校の給食の時間は、放送室に自分のCDを持っていくと好きなCDを流すことができたんですよ。
そこで、スピーカーから流れてきたのが、気になっていたこの曲。



これだ!と思ったんですが、しょせんスピーカーから曲が流れるだけ。
テレビでテロップなんかが流れるわけでもなくあきらめかけていたその時、
同じクラスの吹奏楽部でみんなの面倒見がよくて学級委員でふくよかでおっぱいの大きな女子(ちょっと好きだった)が、

「これDragon Ashって言うんだよ~。」

って言っているのを聞き、驚いたものでした。
まじか、と。

たぶんカウントダウンTVで目にしたことがあったのかな。
"陽はまたのぼりくりかえす"のサビだけ聞いてたんだと思うんです。

アフロのひとだよな?
バンドじゃなかったっけか?
DJ?
なんでラップしてるの?

でも、そんなこと関係なくて、わかってしまったので早速CDを買いに行きました。
これが僕とあなたとのちゃんとした出会いです。

そうした中、I♡HIPHOP、Grateful daysがリリースされ、チャートを賑わしだしたころはそれはそれは夢中にさせていただきましたよ。

間髪入れずにViva la revolutionがリリースされ、これにもびっくりしました。
ロックもパンクもヒップホップもいろんなジャンルがなんでも詰まっていて、思えば自分がいろんなジャンルを偏見なく聞くようになったのもこのアルバムを聞いていたからなんだなって今振り返ると思います。

これは余談ですが、中2にもなると何枚かはCD買うかとは思うのですが、
僕の友達にそれまで1枚もCDを買ったことがなかった子がいて、その子がはじめたかったCDが…

そう、viva la revorutionです。

今でもカラオケでこのアルバムの曲は歌いますよ。
ほぼほぼvivaの曲は歌詞カード見ずにそらで歌えますよ。
発売から1年くらいはこれ以外聞いてないんじゃないかって冗談抜きで聞いていました。

そうしたらまたDeep Impactっていうキラーチューンがドロップされ、もうそれはそれは私の鼓膜に直接コンタクトされましたよ。
ラップってかっこいいな、って心から思っていました。

でも、私のような同じ道を通った人々は同じことを思っていると思うのですが、
Summer Tribeはやっぱり素人目に見ても、贔屓目にしたとしても、ZEEBRAさんまんまでした。
そこから少しちょっと勘ぐりながら聞いていたりはしました。

Vivaのヒットのおかげで日本語ラップが盛り上がり、ZEEBRAさんもフックアップされてよく聞いていました。
その中であれはちょっとどうかなって思いました。

が、それを忘れかけていたころ、Lily's e.p、LILY OF DA VALLEYのリリースで大いに楽しませてもらいました。

"百合の咲く場所で"はほんとアンセムですね。
まさしくブルーハーツmeets日本語ラップで、最強だと今でも思っている次第です。
作ってくれて本当にありがとうございます。

失礼な物言いですが、いい意味でとらえていただきたく、誤解を恐れずに言いますと、私はあなたがイキがっているころのラップとリリック、そしてフロウ・・・
もう全部じゃないかって感じですがそれが大好きです。

LILIY OF DA VALLEYにはそれが顕著に出てて、"クソ生意気なガキがいっちょ派手にかまして金儲けてんだぜ感"がビンビンに出てて思春期真っ只中の僕らクソガキにはミリオンヒットで最高でした。
またこれもCDプレイヤーから取り出されることはしばらくなく、ずっと聞いていましたよ。

この勢いでもっと突っ走ってくれーって思っていた中で、"あの曲"が出たときは僕もショックでした。
そのころは家にもパソコンが導入され、ダイヤルアップ回線でインターネットもできてました。
情報収集のためにちょこちょこ2ちゃんねるとか見てたんですよね。

そしたら"あの曲"の歌詞が載っていて。
最初見たときは、

「うそでしょ。こんな曲リリースできるわけないじゃん。でもちゃんと韻も踏んでるし、2ちゃんねらーの人はうまいこと作るなー。」

って思っていました。

ところが、それはほんとでしたね
ZEEBRAも好きだったのでほんとにショックでした。
なんでこんなことにって。
summer tribeでも懸念はしてましたがこうやって表面化しちゃうともうなんだか見るに堪えなかったです。
ほんとにつらかった。

そのくらいには、上京して大学に進学して自分でお金が自由に使えるようになって、正直熱も冷めてしまい、そのころの曲はリアルタイムで追っていませんでした。
CMでLife goes onやFantasistaが流れてきて、「おー、いい曲書くなー」ってくらいでした。
海外のバンドを聞き始めたり、テクノとかUKロックとか聞くのに夢中で、あなたのことはすっかり忘れていました。

そして時は経ち、巡り巡って、時代も変化を遂げ、なんでも便利になってきましたね。
そこで改めて過去を振り返ろうとか思ったのかな。
youtubeとかで聞いてみたんです。







そしたらやっぱりあなたたちの音楽はまだ僕の中で生きてました。本当にごめんなさい。
INDEPENDIENTEくらいから、リアルタイムに戻りました。
久しぶりに聞くあなたたちはラテンの血が入ってましたね。
私個人としては、ラテンはあまり好きこのんで聞く音楽じゃないので正直うーんと思っていましたが、さすがですね、聞いてるうちに好きになってきましたよ。

そんなこんなで、最近改めてsummer tribeだったり当時のコラボ曲聞いてみたらやっぱりかっこいいんですよね。
ラップ、フロウ、リリックすべてが。
あとあの頃のムーブメントって今はなかなかないですよね。
当時はほんとクソみたいな中学生だったから雑誌で見るだけでTMCとか行きたかったなー、SBKとかめちゃかっこいいなーって思ってました。

そんなこんなで、あなたは今はジャパニーズミクスチャーロックバンドの第一線としてキめていますが、そろそろ私はあの、"クソ生意気なガキがいっちょ派手にかまして金儲けてんだぜ感"のラップが聞きたいです。
Viva la revolution、もしくはLILY OF DA VALLEYの完全再現ライブとかどうですか?
絶対行きますし、絶対見たいです。

長々と書いてまとめがこれですいません。
でも私の中のあなたはきっとこのイメージが最高なのです。

いつか気が向いたらやってみてくださいね。
それでは。

P.S
最後に、僕が一番好きな曲を載せますね。



(single ver.最高)

最高の他人。

ある時に友達とフェスに行った時、僕の好きなバンドが出てて、"すごくよいから見たほうがいいよ!"って言って友達も同席させたんです。

そして演奏が始まって、僕はノリノリで踊ってたんですが、一緒に見てた友達は終始腕組んで止まってました。

僕は踊りながら横目で気にしつつ最後まで踊り狂ってました。

やっぱり気になったので、終わった後に恐る恐る「どうだった?」って聞いてみたら…









「超最高だったわ!教えてくれてありがとう!」








って返ってきて、僕は意味がわからないと同時にとてもうれしくて泣きそうになりました。
その友達の感想は…

・踊る暇なくて思わず聞き込んでいた

・あの小節の時のあの音階の上がり方が、"まだあがるの?え?もっとあがっちゃうの?"って感じでたまらなくかっこよくてすごく好きになった。

・あとでCD全部貸して‼︎

っていう、いわゆる最高の感想。

ほんと勧めてよかったと思ったし、そこまで感想言ってくれてすごくうれしかった。

テストで0点かと思ってたら100点でした!ってあの感じ。
たまらなかったなー!
自分が好きなものが他の人も好きになってくれる、認めてくれるってほんとすごくうれしいことだし、素敵なことですよね。

それ以来、そのバンドを見る時は極力その友達と見るようにしております。
来れない時もあるんだけど、来れて一緒に見てる時はやっぱり30倍くらい盛り上がっちゃうんですよね。

このバンドを見る時は必ずその友達が浮かぶし、隣にいてほしいなって思います。

そんな最高なバンドのその時友達が反応した曲はこちらなのでした。


Wait for The Sun

Wait for The Sun



BRAHMANのこと。

今年20周年を迎えるバンドがだいぶ多いですが、その中で一番好きなバンドはBRAHMANですね。

今日はBRAHMANのこと書こうと思います。

出会ったのはdeepのシングルをチャート番組で見てなんだこれってなってそこから遡ったのが最初だと思います。
99年くらいでしょうか。

すぐにA MAN OF THE WORLDを買って今までにない感じでかっけーなーって思いました。
そこからしばらくするとFORLORN HOPEが出て、当時高校生だったし、しばらく聴き狂ってたかと思います。
同じくらいにAIRJAM2000のビデオも見てそれもずーっと見てた。

あの頃はほんとAIRJAM2000出てたバンドほんと無敵だったなーって思ってました。
SCAFULL KINGすげー好きだし。
でも、ライブ行きたいなーって思ってたけどチケットの取り方もわからなかったからライブ行ってなくて。

そしてそのまま時はたって、大学生になって、テクノとかUKロックとかに傾倒しちゃったからしばらく離れちゃったんですよね。

なので、それまでBRAHMANのライブに行ったことありませんでした。

ところが2009年のフジロックで初めて見ることが出来て、ちょうどその頃はETERNAL RECURRENCEが出た頃だったから僕が知り始めた'あの頃'の曲多めで、またハマりました。
MCなしでぶっ続けでフェスなのに21曲もやって最高でした。

そしてそんな中しばらくすると、あの震災が起きてしまって。

またフジロックなんですけど、2011年の前夜祭でTOSHI-LOWがMCをしだしてはじめてしゃべるBRAHMANを見て、それでもやっぱりかっこよくて。思わず泣いてしまったり。

そこからはもうライブがあって行ける時には行くようになってます。
今では一番ライブ行ってるんじゃないかな。
なんだか、ライブ行けなかったあの時を今取り戻してる感覚もあります。なので、今すげー楽しいです。

言ってることとやってることが矛盾してなくてほんとかっこいいなって思います。本当に強い男は優しいんだなってのもあの人たちを見てると感じます。ああいう男たちに俺はなりたい、です。

で、なんでこんなこと書いてるかというと、先日、尽未来際っていうCDを買ったらサイン会で私物にサインをもらえるっていうので、もらってきました、サイン。

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今後絶対(?)サイン会なんてやらないだろうなって思ったからあえて色紙を持っていきました。

すげーうれしい。
サインもらう時に'この前のアンチノック行きました!'とか、'deepの頃から好きです!'とか言いたかったんですけどド緊張で何も言えず。

結果、'ニューアコ行きます!'くらいしか言えなかったんだけど、そこで言われた言葉もとてもしびれました。

TOSHI-LOW「マナーさえ守ればあそこは最高の場所だからさ。だからさ、ルール壊そうとする変な奴連れてくんなよ。…待ってっから。」

みたいなこと言ってくれて固い握手して帰りました。
ゼロ距離でMC聴いた感じで帰り道はニヤけながら泣きそうでした。

うまいこと書けないのでだらだら書いてしまいましたが、とりあえずサインもらえて嬉しかったってことです。

あ、あとdeepはもちろんシングル版のが好きです。arrival timeも。