巷で流行っている感じの #私を構成する9枚 というのがおもしろそうなのでやってみました。
結果はこちら。
せっかくなんで、ここで左上から右下の順に私の思い出と共に書いていこうと思います。紹介と言っても、ベタなものなんで今更なんですけど。
1枚目。
以前にも書いたんですけど、あれは中学1年の時、友達の家に行って聞いた"終わらない歌"を聞いたのが最初で、今までJ-POPしか知らなかった私の価値観を全部ぶっ壊してくれました。
「何だこの歌詞は!」、「これは俺のことを歌ってるんでは!」といって衝撃を受けてその友達の家に行った次の日には、お小遣いを握りしめ、近所のCDショップへと走り出したのでした。
そっからはもう毎日聞いていたので、これが僕の音楽だいすき人生が始まった瞬間といっても過言はないのかなって思っています。
2枚目。
Viva la revolution/Dragon Ash
これは関しても以前に詳しく書きましたので割愛します。
詳細はこちらで。
↓
kow-1.hatenablog.com
3枚目。
さんピンCamp/V.A
これも前に書いてますが、さわり程度なのだったのでもうちょっと詳しく。
前述のDragon Ashで日本語ラップのかっこよさを知って、中学校のサッカー部ではやってたので買ってみました。そしたら大ハマり。
言わずもがななんですけど、ECD、四街道ネイチャー、ブッダブランド、シャカゾンビ、YOU THE ROCK、とかもうこれ1枚で大怪我!でした。
ほんと擦り切れるほど聞いて"人間発電所"と"大怪我"は今でもリリックそらで歌えるもんな。ほんとに私を構成している1枚だと思っています。
4枚目。
FREEDOM/B-DASH
中学校3年生になりました。実家の部屋にテレビを置けるようになりました。
受験勉強に伴って、深夜まで勉強しながら息抜きに深夜番組を見るようになりました。
そこで"HANG-OUT"という番組に出会ってしまいました。
これが今にも続く僕の音楽性を決めたのかなと思っています。
何気なくテレビを見ていたら、速くてノリのいいかっこいい音楽が流れてきて、
「おっ、英語の曲か」
と思って聞いていたらテロップ見てまんまと騙されて、適当めちゃくちゃアドリブ語でした。でも、言葉の響きがメロディとよく合っていてすぐにはまりました。
翌日、私はお小遣いを握りしめ、近所のTSUTAYAへ・・・。
当時はカラオケも覚え始め、行ったら大体"炎"とか"Race Problem"歌ってました。選ばれてないけど、SNAIL RAMPの"MIND YOUR STEP!"も大体歌ってました。今でも歌っちゃう。
ブルーハーツでパンクロックへの経口は開いていたので、そこからはもうあれよあれよと当時のインディーズのパンクロックの虜になってゆくのでした。当時はスケボーもやっていたので、速い曲が好きだったってのもあるのかな。
5枚目。
THE LIVING DEAD/BUMP OF CHICKEN
これも中学校3年生の時かな。部活も引退し、受験のために早く家に帰って地元のローカルテレビ局の音楽番組(mutoma JAPAN)を見ていたら、白バックにけだるそうだけど確かに響く声で歌うバンドのPVが流れていて。
その時はちょうどその曲が発売したばかりだから毎日その番組で流れていて、すぐ覚えました。
でも近所のCDショップにはそのバンドのCDがなかったから、当時のダイヤル回線のインターネットでバンドとその曲を調べて、ハイラインレコーズからわざわざ通販してまで買ったなっていう思い出があります。結局、街中のタワレコに置いてあったのでわざわざ通販する必要なかったんですけどね。
その曲は"ランプ"。これは今でも大好きだし、やっぱりこれもそらで歌えるし。
そういうこともあったから、地元で知っているのは俺だけだと思ってて、みんなこんなすごいバンド知らないなんて損だよ、と思って友達に進めたり、学校の給食の校内放送で流してもらったりしてましたそういや。
アルバム自体は中3の受験が終わった頃に出て、その
タワレコに買いに行きました。
もうこのアルバムはみんな知っていると思うのであれですけど、これはほんとすごいもん見つけたな、と思いました。
曲ごとに物語になっていて、それを伝える曲たちも全然負けていなくて、何度も何度も聞きました。
"
グングニル"は思春期のもやもやしてる時にはうってつけの曲だから、ほんと助けられたし、"K"なんかはほんとの意味を知ったときは鳥肌立ったし、今でも言葉一つの言い回しで変な深読みとか、いろいろ想像を膨らませてしまうのはちゃうのは、きっとこのバンドのせいです。ありがとうございます。
6枚目。
そんなこんなで高校生になりました。
新生活にも慣れ、なれなれしく踏み込む大人にも慣れ、深夜番組も見るようになり、
タワレコにも学校帰りにほぼ毎日行くようになり、インディーズコーナーをあさったり、雑誌を読むようになったりすると、いろんな情報が手に入るようになりました。
スケボーも引き続きやっていて、"Ollie"って雑誌を読んでいたらこのバンドが紹介されていて、興味を持って試聴してみたらもう最高すぎて、今では日本で一番大好きです、このバンド。ちょっと調べたら私と同郷ということもあり、かなりの親近感。
スカはもともと好きで、でもこのバンド、スカ!って感じではなくてスカ+αな感じがとても好きです。それこそパンクの性急さだったり、ファンキーだったり、時には横ノリだったり、何度聞いても不思議なことに飽きないんです。
あとは曲が流れるだけで体が動き出すんですよね。このことは僕の中の判断基準で大事なことで、これをさせるバンドは最高なんです。
ライブ見たいなーと本気で思っていたけど、当時はライブのチケットの取り方や開催情報もそんなに早く知るすべも知らなかったので、上京したら絶対見るぞ!って思っていた矢先に活動休止ということで、僕はかなり打ちひしがれました。
しかし、最近はコンスタントにほぼ毎年ライブやってくれて、2011年についに見れました。それ以降は、やる時は必ず参加しています。もう見たくないって思うまで見てやるつもりです。後悔はしたくないんです。
7枚目。
SHORT MUSIC FOR SHORT MUSIC/V.A
そしてこのCDの存在を知ることになります。
101バンド収録で全部30秒以内、しかもそんなに入ってるのに値段は高校生にも優しい2000円そこら。
これは買うしかないなと。
もうこれもほんと擦り切れるまで聞いて、前の曲が終わる頃には次の曲の頭も覚えてたし、アルバムとしてほんと好きです。
いっぱいバンド入ってるから、いいと思ったバンドを友達と手分けして単独音源買ったりして、学校以外の教科書だったなと思っています。
またPart.2とか出して欲しいなって思ったり。
この前のFATWRECKED FOR 25YEARSにも行きましたが、
Hi-STANDARDがこの中に入ってる"Asian Pride"をやってくれたのは生で聞けることないと思ってましたので、ほんと夢でも見てたんじゃないかって今でも思ってます。でも、僕は確かにこの目で見ました。
8枚目。
ここに来て急に毛色が変わります。
2001年だっけかな?テレ朝で深夜に
サマソニの模様が放送されてて、それを見たときにめちゃめちゃかっけぇってなったのがきっかけ。
ジャンルとしてはヘヴィロックで、今までの流れで好き好んでたパンクロックとは異なるのですが、すごく聴きやすいんですよね、彼ら。
いかついマスクして音も確かに重いんだけど、ちゃんとメロディーが立ってるから、それまでの僕の中のヘヴィロックのイメージが変わったのを覚えています。なんか重くてけだるい感じかなーと思ってたけど、疾走感があって、イメージと違うなーって。
そこからはもういわゆるニューメタルと言われるバンド(
limp bizkitとか、
KORNとか)漁ったりして、これも価値観を変えたって意味で僕を構成する1枚ですね。
9枚目。
ようやく最後になります。
年代的にはもっと前になるかと思いますが、僕の人生で出会ってしまった順としてはここの位置になります。
大学生になり、2003年の
サマソニでフェスも覚えました。
当時は
oasisがヘッドライナーでそれ目当てで、
weezerの曲はgreen albumくらいしか聞いたことないからその中の曲やればいいかなーって思ってたけど、振り返るとベストのようなセットリストで、結果後追いでしたけど、そこからどっぷりハマってシングルも集め出して、今では一番好きな曲は"El scorcho"のシングルB面曲の"You gave your love me softly"って言えるくらい
weezer狂です。
"どうか君よ泣かないで"って歌ってるのに歌ってるやつが泣きそうな声で歌ってるとか、その弱さが好きだし、何と言ってもメロディーが素晴らしいですよね。
と、9枚を振り返るとだいたい僕の半生になってしまいました。
長々と失礼いたしましたが、書いてて楽しかったし、選んでる時も思い出を思い出しながら選んでて、これはいいなって思いました。
みなさんもやってみるといいよ。
今まで書いた通り、この9枚は僕を構成してるなって改めて思いました。
ほんとは9枚以上あると思うけど、9枚でこの濃さだからこれ以上は書ききれないとは思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。