FUJI ROCK FESTIVAL 15' その3
いよいよ3日目です。最後です。
これから書くけど、振り返るとまさかのこの日はアーティスト2つしか見てない。
でもそれでいいんです、ほんとうによかったんです。
7/26(日)
・cero
名前は知ってて、友達もハマってるっていうので初めて見たけど、いい、すごくいい。
初めて聞いたけど、orphansはなんか懐かしさがあってすぐ覚えられて2回目のサビから思わず口ずさんじゃったし、summer soulはほんとサマーチューンで夏してて最高。
ホワイトステージっていうのもよくて、とても映えてた。
みんながいいっていう理由がわかりました。
ｻﾏｿｰ♪ｻﾏｿｰ♪
・DAYDREAMING
じゃあ天空行こうって感じで7年ぶり2回目のDAY DROAMINGへ。
ドラゴンドラ楽しいねー。
一緒に行った子は高所恐怖症だからぐったりしててそれすごくいじったのも楽しかった(ごめんね)
アイス売ってるって聞いてたのにどこにも売ってなくて残念でした。
でも、やはり雲の上だから下界よりは若干涼しかった。
DJがやってて、EDMっぽい感じじゃなくて気持ちいい四つ打ちで耳触りも良くて踊りやすくてグッドでした。
友達もいっぱいいて悪そうなお酒飲まされたりしたけど、大丈夫、僕は元気です。
だだっぴろいとこだから無駄にジャンプとかしちゃったりね。
帰りも高所恐怖症の子をいじりたおしました(ほんとごめんね)
・toe
きました、俺たちのヘッドライナー。
実を言うと、この感想を書きたいがためにブログ始めました。ほんとに。
なんだろう。
リハの時から鳴る音の一音一音が自分の中にすごい入ってきて、そこからもう変なトリップしてた気がする。
この日はtoeだけに焦点を当ててたからなおさらかも。
すげー期待してライブがよいって思う時って、結局その期待値付近でそれを上回らないというか、それだけでも満足なんだけど、やっぱりよかったねーくらいかと思います。
でも、この日のtoeは期待値以上のライブをしてくれました。
これしかなかったわ、これだわ、ってくらい。
toeは何回か見てるのに、この日のセットリストも前に見た時とあまり変わってなかったりだったんだけどなぜかこの日は違った。
それで、toe終わって一緒に見てた人にそんなこと話してみたら同じこと思ってたって言ってて、ここ2人だけでもシンクロしたので他の人も結構同じこと思ってたんじゃないでしょうか。
ホワイトステージっていう場所も、まぁ広いけど広すぎず、ほどよく木々に包まれてて、ほどよい非日常感だったり、開放感があるっていうのも作用してたのかもしれません。
他のステージじゃこうはならなかったきっと。
もともとホワイトステージは好きで、予想だにしない効果を生み出すっていうのは前々から感じてました。
見たいなと思って何気なく見た2012年のEXPLOSIONS IN THE SKYとRefusedとか2013年のKillswitch Engageとかが想像以上に良かった記憶が残ってます。
(ホワイトのポストロック枠、メタル枠は最高っていう持論ありです。)
前日にクラムボンきてたから今日の"グッドバイ"は郁子ちゃんかなーって思ってたら山嵜さんでした。
これがもうほんとによくてこれでよかったですほんとに。
語弊を恐れずに言うと、ゲストボーカル来なくてよかったです。
いい意味です。郁子ちゃんも土岐さんも好きです。
だけどこの日は、って意味。
初っ端Run for wordのイントロから、美濃さんと山嵜さんの体と顔の動きを無意識にコピるくらい曲の中に自分が入っちゃって。
そのまま流れてって、エソテリックきて、これ超すきで、入りに入りまくっちゃって。
(エソテリックきた時、一緒に見てた人がこの曲を僕が大好きってわかってたから思わず僕の方を向いてくれてハイタッチしたのもハイライトでした。)
からのグッドバイ→song sillyがとてもいい新しい流れで、見た後しばらく放心状態でした。
終わって話しかけられても上の空。余韻がすごすぎてただただ立ちすくんでました。
泣くとかそういうんじゃなくてそれすら超えてなにもできない感じでした。
ほんとにすごいもの、すばらしいものを見た後ってこんなになっちゃうんだなって痛感しました。
少し落ち着いたころに、「これからどうしましょっか？」って聞いたら「帰ろっか。」ってなって以心伝心でびっくりしたけど、意見が一致したのでキャンプサイトに帰りました。
暗黙の了解で、キャンプサイトに帰る道中は無言でした。
喧嘩したとかじゃなくて、お互い余韻に浸ってて、ほんと言葉がなんにも出なかったです。
これをもぬけのからって言うんですね。
例年ではなんだかんだでヘッドライナー見てから帰るけど、この日はぜんぜんそんな気が起きませんでした。
MIDNIGHT SONICとかで遊ぶ気満々だったけど、こんなの見ちゃったらなんもする気ねぇやってなって。
でもその時はSigur Rosがヘッドライナーだったから、ヘッドライナー見ないで帰るってのは初めてです。
別にヘッドライナーを絶対見なきゃいけないっていう制限はないんだけど、フェス来たらシメとして見るじゃないですか。
でも、見なくてもいいやって本気で思ったんですよね。
ノエルも好きだから見たかったんですけど、見なくていいや、今の状態で見ても入ってこないから見れないやって思っちゃって。
なので、こんな気持ちになったのは初めてってことで自分でもすごくびっくりしたんです。
でもまぁ、キャンプサイトでドンルク聞けたのでいいっす。
そういう感じで今年の俺たちのヘッドライナー/ベストアクトは3日間含めてtoeでしたってことです。
全部持ってかれました。ほんとに全部。
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・まとめ
今年はメンツがいつもと違う感じや、オレンジコートがなくなるっていういろんな問題があったけど、結果的にすごく良かったです。
いつもそうしてるんだけど、今年は特に"見たいものだけは絶対に見よう"って集中して、空き時間も例年より多かったから1アーティストごとにけじめつけて集中するようにできたから充実感がすごいなって思いました。
見るときはガッツりみて、休む時は何もせずに休んでっていう感じ。
フェスも好きだけど、やっぱり単独あってのフェスって思ってるから、僕はフェスに行ってもザッピングはあまりしたくない人で、1アーティストはタイムテーブル上の時間めいっぱい見たいのです。
なので、それもあるし今年は気持ちの面でもうまく集中して見れたなって思ったので大正解でした。
いつも一緒に行ってる人もその観点も含めて今年が一番楽しかったっておっしゃってました。
しつこく言いますけどやっぱtoeが最高でしかなくて。
趣味がほぼ同じで、一緒のものを見ても、人それぞれ感じるものは違うと思っていて。
人によっては最高だったり、最低だったり、普通だったり。
でも、そんな中で全く同じ感覚を得られた(最高)っていうのが初めてのことで感動しました。
心のベストテンに入っちゃった。
7回行ってる中でもまだこんな初めての得体のしれない経験ができたってことは
これからもまだ経験してないことがいっぱいあるはずだと思ってるのでぜんぜん卒業はできないなと強く感じました。
昔から好きなバンドもノスタルジーを感じたいから見てるわけじゃなくて僕の好きはいつまでも現役だってことも感じました。
KEMURIしかりASHしかり。
逆に、勧められて初めて見るバンドもみんないいバンドばかりだったし。
ポップソングの即効性の気持ちよさとアンセムが鳴った時の絶対的な高揚感も再認識したかな。
あと、僕が1番好きなステージはダントツでホワイトステージだってのもわかりました。
とりあえず、書きたいことは書きなぐったかな。
ということで、来年もよろしくお願いします。
FUJI ROCK FESTIVAL 15' その2
2日目になりました。
晴れた!
テントの中あつい！
もう寝てらんない！
てことで起きてキャンプサイトで椅子に座りながら一服。
この瞬間が世界で一番大好きです。
のんびりしててもよいけれど、見たいバンドがここにはある。
ってことでピラミッドガーデンへ。
7/25(土)
おなかすいたからカレーを買いに。
カレー買ってたらOAU始まっちゃたよ。
カレー食べながらOAU。
BRAHMANが大好きで、その流れでOAUも好きになって。
去年はNew Acoustic Campまで行っちゃって。(今年も行きます。)
ほんとこのバンドはいいバンドです。
決して、"BRAHMANのメンバーがやってるバンド"だから好きっていうわけではなくて、"Overground Acoustic Undergroundっていうバンド"が好きなんです。
まぁ、好きにその要素が入っているかもしれないけどそれはどうしたって仕方がない。
だって好きなんだもの。
鬼のようなBRAHMANでのステージとは対照にOAUでは仏のようなゆったりとしたステージ。
TOSHI-LOWとマーティンの漫才がとても好きであれだけでお金取れるなって毎回思います。
何度聞いても、Making Timeのイントロの高揚感は何とも言えないです。
Bamboo leaf boat→Freight Trainの流れは鉄板だけどいつ聴いてもあがるあがる。
そのあとはそのままピラミッドガーデンでだらだらしたらホワイトステージへ、
道中グリーンステージに寄って上原ひろみを見たり。
ホワイトステージに到着。
今回のセットリストはあたり！
フェス仕様だからかな？
初っ端からNew GenerationだとかPrayerとか新曲はさみつつ
葉月の海やらOhicyo。
そして定番の、まだいける？まだまだまだいける？OK I got it!
ポージティブ！
メンタル！
アーティーテュー！
からのPMA。
"俺たちのふみお"っぷりが爆発してました。
負けずにKEMURIもやるぞって感じでやったけど、
LTJは1曲だけだったからKEMURIは2曲やるんだよっていうのもふみおっぷり満載でよかった。
やさしい顔してるけどドSだよね。ふみお。
グリーンに向かっってったからKEMURI見ないんだーと思ってたら最後の曲で急に現れてふみおさんと鬼ザイル。
いやー、楽しかった楽しかった。
そのあとはNATE RUSS見たかったけど、暑すぎたからところ天国で川遊び。
そしたら近年見てなかった大道芸人さんが復活しててうれしかったのでした。
コマを天高く投げる感じの人です。
そのあとはゲスの極み乙女見たかったけど、入場規制で断念。
そしてグリーンへ。
・星野源
一緒に行った方が大号泣でした。
MCもおもしろいしいい曲書く人ですね。
僕はあんまり知らなかったんでっすが、見てると何曲か聞いたことある感じだったり。
ニセ明も登場して、やりたい放題で笑ってしまったよ。
こりゃSAKEROCK解散するわなって思いました。こっちがほんとにやりたいことなんだなっていい意味でね。
源ちゃん終わったらおなかすいたねってなったのでオアシスでごはん。
と、そこに松田龍平が。
連れの方が思わず
「あっ！松田龍平だ！」
って言ったらピースしてくれました。
これはピース無しの写真です。
岡村ちゃんも見たかったけど疲弊の為オアシスでマーキーからの音漏れで
カルアミルク聞きながらビール飲んでました。
またホワイトへ。
リハではなればなれとサラウンドで盛り上がり。
「リハだから！まだリハだからね！」
ってmitoさんはオーディエンスを静まらせようとするけど、無理でしょ。
あんた絶対確信犯でしょ。俺、知ってんだ。
Re:雨→バイタルサイン→KANADE Danceの流れがすごすぎて終わった後拍手もできずに
ただ立ちすくんでました。
苗場で聞くバイタルサインは余計響くなと。
郁子ちゃんもかわいいとかじゃなくて鬼気迫って演奏してて鳥肌ものでした。
リハでサラウンドやったから本編ではやらないんだろなってたらやっぱりやらない。
これってアンセムをやると盛り上がるのは目に見えてるからあえて本編ではやらないでセットリストの流れを重視したいって思いが込められてるのかなと思いました。
さっき書いた流れがほんと完璧すぎたし。
リハでアンセムやっとけば聞けるしみんなうれしいからオーディエンスの欲求も満たされるしね。
アンセム持ってるバンドはアンセムの使い方考えないといけないんだろなって感じました。
・MUSE
何回か見てるMUSE。
いつものMUSE。
正直今回あまりぐっとこなかったMUSE。
決まり切った様式美の予定調和に見えてしまい乗り切れなかったMUSE。
Plug In Baby聞けたらもういいかなって思ったので途中ではけちゃいましたごめんなさいMUSE。
・夜のピラミッドガーデン
そんなことから急遽思い立って夜のピラミッドガーデンに行ってみました。
昼はよく行ってたけど、夜は初めて。
昼と夜でこんなにも雰囲気変わるんですね。
さすがジュンドルキャン。
思わずフルで動画撮ってしまいました。(内緒だよ)
鬼は笑顔も素敵です。
そのあとだいぶ寒くなっっちゃったのであったかいコーヒー飲みながらcaravan鑑賞。
寒いしちょっと眠いし、しばらくしたら帰ろうかと思ったけど、ハミングバード聞くまで帰れん！と思って
見てたら最後までやらなくて結局最後までいました。
お昼にやってたのね。そりゃ夜にはやらないよね、そうよね。
という感じで2日目終わりです。
次で終われそうですので、
もうちょっとお付き合いくださいませ。
FUJI ROCK FESTIVAL 15' その1
改めまして、前回はあいさつみたいな感じでしたので初めてのブログ書いてみようと思います。
2009年から毎年言ってるフジロック。今年で7回連続7回目です。
ブログ初めてみようと思ったのも今年のフジロックが終わってなんか残したいなと思ったのがきっかけです。
結構経ちましたが、改めて書きますね。
アーティストのことや過ごしてみて思ったことをつらつらと書いていこうと思います。
7/24(金)
・ROUTE17 rock'n 'roll orchestra
初日はこれからはじめました。ガッツだぜにBE MY BABYに春夏秋冬。
テレビで聞いたことある曲たちばっかりで、苗場でめちゃめちゃ豪華なTVショーを見たって感じでこれ見たら上がらないわけないよねって。
とりあえず苗場から帰ってきたらブックオフでCOMPLEX買いました。(他は持ってた。)
・ペトロールズ
一緒に行った方のオススメで、テントの中でも聞いてたらいいじゃないってなって、生で見たらもっとよかったす。
マイペースでやり続けて絶対解散とかなさそうだなーってふと思いました。いい意味で。
"雨"って曲がすげー好きになった。
http://youtu.be/MUNEXBRJMdI
アダムさんがひきこもり時代のエレクトロポップのころが大好きで、レコード屋にもCD置いてない時代が大好きで。
気づいたらEDMちっくなポップソングを量産してて、流行りものになっちゃったのかって最近は敬遠してたけど
やはりそれはそれでよくて、超Good Timesでした。ｵｵｵｵｯｵｯｵｯｵｯｵｰ♪
ポップソングのアンセムのハッピーさの破壊力はとんでもねぇなと痛感しました。
結構みんな言ってたけど、今年は正直なところ、メンツが弱いと言われていて。僕もそう思っているクチです。
それが7年前に叶ってしまった。
"じゃあこれからどうしよう？"
そんな中導いた答えが、
"フジロックに行き続ける"
これが僕の答えでした。
なので、そんなメンツの中で聞きたいものを探すかって感じだったのが、次のASH。
なにげなくのぞいたyoutubeでの新曲がすごくよくて、そこから新譜を買ってみたらなんだよこれ、でした。
FREE ALL ANGELSの頃のASHが戻ってきたかと思うくらいのFRESHさ。
それからもう、フジで確実に見なきゃいけないバンドになりました。
・ASH
そんなASH。
最初から初期の名曲連発で体が動き出してもはや泣きそう。
往年の名曲はもちろん、新曲も織り交ぜた完璧なセットリスト。
Orpheus大好きで、Kung Fuで飛び跳ねて、Burn Baby Burnでうるうるしながら合唱しました。
新譜ではCocoon超すき。
欲を言えばWalking Barefoot聞きたかったよ。
ASH最高まじ最高ASH。
日本に来るのはファッキン7年ぶりということでみんなファッキン盛り上がってました。
でも僕はAll My LifeとBest Of Youしか知らないんです。
それでもめちゃめちゃファッキン楽しいロックンロールショウだった。
デイブグロールってファッキンかっこいい。
骨折すらネタにしてオーディエンスを楽しませるファッキンロックンロールスターだなと。
ギャラガー兄弟かデイブかってくらいファッキン言ってたなー。なので、僕もファッキン"ファッキン"使いました。
こんな感じで1日目終わりです。
やっぱ長くなっちゃったなー。
わかってたけど、1回じゃ収まらないのでその2に続きます。
どこまで続くかなー
